blog / 書籍抜粋 2024年1月10日 鍵穴手術による治療 <1> 顔面けいれん(1) ※戦いつづける力 第3章【書籍抜粋】 鍵穴手術による「顔面のけいれんだけをとる根本治療」こそ安全確実な方法です 脳疾患には脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷などさまざまな病気がありますが、近年話題になっているのは「顔面けいれん」と「三叉神経痛」の根治的手術治療です。顔面けいれんや三叉神経痛で、「頭蓋底手術は大変難しく危険だから、ブロック神経破壊療 …
blog / 書籍抜粋 2023年12月30日 日本の脳外科医に伝えたいこと(3)※神の手の提言ー日本医療に必要な改革 第4章 【書籍抜粋】 ホルモン治療に異議を申す ▼ホルモン剤は生活の質を下げる 次に、ホルモン治療についてです。脳下垂体腺腫の治療で、内分泌医、神経内科医は、なぜホルモン剤を使うのでしょうか。 脳下垂体腫瘍は良性の腫瘍で、脳底部の真ん中にあるホルモンを分泌する脳下垂体という器官にできる腫瘍です。その腫瘍の影響で、ホルモン …
blog / 書籍抜粋 2023年12月15日 日本の脳外科医に伝えたいこと(2)※神の手の提言ー日本医療に必要な改革 第4章 【書籍抜粋】 日本の定位的放射線治療は適応が問題 ▼ガンマナイフとサイバーナイフ ここからは、コンピューターを使った放射線治療について、日本の脳外科医に考え直していただきたい点をお伝えします。 今、定位的放射線治療では、ガンマナイフとサイバーナイフという機械が使われます。ガンマナイフというのは放射線の一種であるコ …
blog / 書籍抜粋 2023年12月1日 日本の脳外科医に伝えたいこと(1)※神の手の提言ー日本医療に必要な改革 第4章 【書籍抜粋】 元祖である私が有効性を認めない内視鏡 ▼内視鏡による手術はリスクが高い まず、内視鏡がなぜ危険かをお伝えしましょう。 脳の内視鏡による手術は、実は私が元祖なのです。1960年代の後半から70年代前半までに、内視鏡でできることは、私がすべてやり尽くしました。その私の結論は、「ごくごく限られたことしかで …
blog / 書籍抜粋 2023年11月15日 よくある疑問に福島孝徳が答えます(2)※戦いつづける力 第7章【書籍抜粋】 手術治療のリスク Q顔面けいれんや三叉神経痛の手術治療で、どんなリスクがありますか?また、それはどれくらいの確率で起こりますか? 私が鍵穴手術による微小血管転置移動術(MVT手術)を確立してから30年余り、普通の生活に戻れないような重篤な合併症を起こしたケースは一例もありません。ただ、患者さんにはお …
blog / 書籍抜粋 2023年11月1日 よくある疑問に福島孝徳が答えます(1)※戦いつづける力 第7章【書籍抜粋】 顔面けいれんになって何年もたちますが…… Q顔面けいれんは、発症してから年月が経っていると治りにくいですか? 発病から何年経っていても、私の行う神経血管転置移動術(MVT手術)で一発全治できます。顔面けいれんは慢性進行性の病気ですが、人によって進行速度は異なります。中にはゆっくりゆっくり進行する人も …
お知らせ / 講演 2023年10月30日 日本心臓鍵穴手術学会 特別講演会のトークセッションに参加しました 日本心臓鍵穴手術学会 特別講演会にて、福島孝徳が「脳と心臓の鍵穴手術」をテーマに、ニューハートワタナベ国際病院院長で心臓外科医の渡邉先生と、同病院副院長で心臓外科医の大塚先生とトークセッションを行いました。
お知らせ 2023年10月16日 第1回 脳神経外科最新治療ワークショップが 開催されました 2023年10月7日(土)、第1回 脳神経外科最新治療ワークショップが総合東京病院B棟3階STRホールで開催されました。このワークショップは、日本鍵穴手術頭蓋底治療研究会と総合東京病院の共催で、脳神経外科医や医学生など約50名が参加しました。 プログラムでは、下垂体腺腫や腺腫以外の下垂体腫瘍、頭蓋咽 …
blog / 書籍抜粋 2023年10月15日 世界一の手術師が生んだ奇跡の技法「鍵穴手術」※戦いつづける力 第2章【書籍抜粋】 ヨーロッパ中の名手と言われる医師のテクニックを貪欲に学ぶ 研修医として東京・飯田橋の東京警察病院や東大関連病院に勤務し、研修医1年目に世界初のファイバースコープを使った脳内視鏡手術を行い、その後、脳内視鏡と脳ファイバースコープを開発しました。研修医2年目で経鼻下垂体マイクロサージェリーを実施。それら …
お知らせ 2023年10月12日 EANS CONGRESS 2023に参加しました。 福島孝徳は、2023年9月24日から28日までスペインのバルセロナで開催されたEANS CONGRESS 2023(ヨーロッパ脳神経外科学会連合会総会2023)に、招待を受けて参加しました。この会議は「人類に奉仕する神経外科と技術」というテーマのもと、神経外科の最先端の知識や技術を習得する機会を提供 …