脳腫瘍とは|初期症状・良性と悪性の違い・治療法を専門医が解説
はじめに 脳腫瘍は、決して珍しい病気ではありません。東京都だけでも毎年4,000人が発症しており、1cm未満の小さな腫瘍や他臓器からの転移性腫瘍を含めると、さらに多くの人が脳腫瘍と関わっています。この記事では、福島孝徳医師による解説をもとに、脳腫瘍の種類や治療方針、良性と悪性の違い、医師選びの重要性 …
ひとりでも多くの患者様を救うために
一日一日、全力を尽くしています。
福島孝徳教授は、2024年3月に81歳で逝去しました。
今後の診察や手術などは、福島教授の意思を継ぐ18名の弟子たちが引き継いで対応いたします。
診療の問い合わせや病気に関するご相談は、「診療について」をご覧ください。
※こちらよりお問い合わせをいただいた患者様には、福島先生が認めた熟達医の受診を優先的にご案内します。
はじめに 脳腫瘍は、決して珍しい病気ではありません。東京都だけでも毎年4,000人が発症しており、1cm未満の小さな腫瘍や他臓器からの転移性腫瘍を含めると、さらに多くの人が脳腫瘍と関わっています。この記事では、福島孝徳医師による解説をもとに、脳腫瘍の種類や治療方針、良性と悪性の違い、医師選びの重要性 …
▼手術のできない教授がたくさんいる 私が、48歳でアメリカへ行くきっかけとなったのは、大学の教授選でした。 三井記念病院の脳外科部長をしているときに、「福島先生もそろそろ教授に……」という声をかけていただき、教授になって日本の脳外科を世界レベルに引き上げたいという夢をもって、教授選に立候補しました。 …
▼実力以上の手術を試そうとする教授たち 難しい脳腫瘍の手術、複雑な頭蓋底の手術をきちんと行うには、最先端のマイクロ技術と、たくさんの特殊な手術器具が必要です。しかし、きちんとそろえているところは、全国の大学・大病院の半分以下でしょう。いろいろな病院から招待手術を依頼されますが、ほとんどの施設が、数十 …
手術をすべきでない医師が手術をしている現実 ▼世界の誰にも負けない技術はこうして身につけた 私のモットーは「毎日前進、常に進歩、常に改良」です。そのために、人の3倍は働いてきました。土曜、日曜も絶対休まず、1週間に8日働くようなものでしょうか。睡眠時間も少ないのですが、一生の睡眠時間の量はおよそ決ま …
このたび、神谷町脳神経外科クリニックに新設された ZAP‑X定位放射線治療センター において、宮﨑紳一郎先生がセンター長に就任されました。 宮﨑先生は、1984年から三井記念病院脳神経外科にて、福島孝徳先生のもとで研鑽を重ね、ごく限られた3名のみが受けた「福島式顕微鏡手術免許皆伝」の称号を授与される …
2023年10月11日に開催された「第2回心臓鍵穴手術研究会」の特別講演会の動画が公開されました。本動画では、Dr.福島とニューハート・ワタナベ国際病院の渡邉剛先生による貴重な座談会をご覧いただけます。 Dr.福島が遺した最後のメッセージ。 ぜひご視聴ください。 (Dr.福島)私は今、81歳ですから …
2024年12月14日、中国天津市の天津環湖病院にて、福島孝徳教授の生涯と業績を称える記念会が開催されました。この特別なイベントは、福島教授が中国との深い繋がりを持ち、同国の神経外科発展に大きく貢献したことを受けて開催されたものです。 福島教授の功績 福島孝徳教授は、頭蓋内腫瘍や脳血管疾患の治療にお …
2024年11月15日と16日の2日間、アメリカ・デューク大学キャンパスにて「福島記念シンポジウム」が開催されました。シンポジウムは、脳神経外科の第一人者として世界的に知られる故・福島孝徳教授の功績を讃えるために企画され、多くの医師や研究者が参加しました。福島教授の偉業を振り返るだけでなく、次世代へ …
ひとりでも多くの患者様を救うために
365日1日も休まずに夜を日に継いで全力を尽くしております。
今でも年間で約600例のメジャー手術を行っています。
私、福島孝徳は、患者様の負担を軽減する「鍵穴手術(Keyhole Surgery)」の考案者です。この手術法は脳外科手術で必要な開頭の範囲を最小限にとどめ、患者様の身体的な負担とリスクをおさえる術式です。
私がこれまで行った生涯手術総数は30,000例以上に達し、そのうち脳腫瘍が20,000例以上(頭蓋底脳腫瘍手術12,000例以上、脳動脈瘤2,400例以上)となります。
患者様をたった1回の手術で救う「手術一発全治」をモットーとし、ひとりでも多くの患者様を治療するために、日々世界で全力を尽くしています。
米国デューク大学 脳神経外科 教授
総合東京病院 福島孝徳脳神経センター 最高顧問
米国ノースカロライナにある私のオフィスには、メール、ファックス、お手紙などを合わせて、全世界から毎週100名から200名の方にお問い合わせをいただいております。手術の合間や仕事を終えた後に、いただいたお問い合わせ全てに目を通しております。そして治療をお急ぎの方、また私が手術をさせていただくことで助けられる可能性のある方から、優先的にメール、または直接お電話でご返事させていただいております。
しかしながら、現在寄せられるお問い合わせの数が非常に多く、どんなに頑張っても全ての方にお返事することが困難な状況になっております。また手術や学会講演のため、年間を通して世界各国を回っておりますので、お問い合わせをいただいてからお返事をさせていただくまでに早い方でも1~2週間、なかには数ヶ月も待っていただくことになってしまう場合もございます。
できるだけお問い合わせいただいた全ての方にお返事ができるよう心がけておりますが、このような状況の中、お返事が遅れますことをどうぞ御了承頂けましたら幸いでございます。