以前から宮城野親方(元横綱白鵬関)を通じて、モンゴルの患者様からのご相談をお受けしており、そのご縁により先日、宮城野親方とお会いする機会をいただきました。
私、福島孝徳は日本の国技である相撲が大好きです。1番1番が絶対に勝たねばならない真剣勝負で、私の専門の脳外科手術と同じだからです。まず第1に絶対に勝つと言うガッツとパワーが必要です。第2に遅れることなく、てきぱきとしたスピードが重要。そして第3に腕前、技が肝心です。
私は、以前は大鵬、千代の富士、北の湖さんと横綱達人が憧れで、ここ20年ほどは、白鵬関の大ファンです。白鵬関はあっという間に幕内に上がり、その後も勝ち続けて上位に上っていきます。横綱を15年間も守り通し、前人未到の優勝45回。歴代の相撲記録を続々更新し、ギネスブックに6項目掲載されると言う偉業を成し遂げました。パワーとスピード、素晴らしい投げ技を持つ、ほれぼれする圧倒的に強い横綱です。脳腫瘍の全摘出、全治、全勝を目指す福島孝徳の手本であります。
引退直前の膝の怪我をこらえての2021年名古屋場所全勝優勝は感激の極みでした。
今後、白鵬関は宮城野親方としてたくさんの達人力士を育てることを確信しています。私も、現在は弟子を育てる監督、コーチ業に移行しつつあり、日本全国で弟子を作り教育しています。今後とも、白鵬関、宮城野親方に並んで、相撲道、武士道、医士道を勉強、修練し、日本の世界の人々のために尽くしたいと願っています。
宮城野親方
第69代横綱白鵬。モンゴル出身。2004年に初土俵を踏み、2007年に横綱に昇進し、2013年に引退。通算勝利1187勝、幕内勝利1093勝は歴代1位。45回の優勝を果たし、 2009年には史上初の3場所連続全勝優勝を達成。引退後、宮城野部屋の師匠に就任し、後進の指導にあたる。
2023年6月5日