こんな医師にあなたの命は救えるのか!?(2) ※神の手の提言ー日本医療に必要な改革 第1章 【書籍抜粋】
▼実力以上の手術を試そうとする教授たち 難しい脳腫瘍の手術、複雑な頭蓋底の手術をきちんと行うには、最先端のマイクロ技術と、たくさんの特殊な手術器具が必要です。しかし、きちんとそろえているところは、全国の大学・大病院の半分以下でしょう。いろいろな病院から招待手術を依頼されますが、ほとんどの施設が、数十 …
▼実力以上の手術を試そうとする教授たち 難しい脳腫瘍の手術、複雑な頭蓋底の手術をきちんと行うには、最先端のマイクロ技術と、たくさんの特殊な手術器具が必要です。しかし、きちんとそろえているところは、全国の大学・大病院の半分以下でしょう。いろいろな病院から招待手術を依頼されますが、ほとんどの施設が、数十 …
手術をすべきでない医師が手術をしている現実 ▼世界の誰にも負けない技術はこうして身につけた 私のモットーは「毎日前進、常に進歩、常に改良」です。そのために、人の3倍は働いてきました。土曜、日曜も絶対休まず、1週間に8日働くようなものでしょうか。睡眠時間も少ないのですが、一生の睡眠時間の量はおよそ決ま …
Dr.福島孝徳~神の手を持つ男~1脳動脈瘤で死なない方法 「この天才は、実在する!!」6000人もの患者を手術したスーパードクター福島孝徳が行う不治の病の手術方法とは…!? TVや雑誌で大反響の奇跡の天才脳外科医”神の手を持つ男”Dr.福島孝徳のドキュメンタリーコミック、フルカラー描き下ろし第一弾! …
2023年10月11日に開催された「第2回心臓鍵穴手術研究会」の特別講演会の動画が公開されました。本動画では、Dr.福島とニューハート・ワタナベ国際病院の渡邉剛先生による貴重な座談会をご覧いただけます。 Dr.福島が遺した最後のメッセージ。 ぜひご視聴ください。 (Dr.福島)私は今、81歳ですから …
1978年に日本で初めて「ジャネッタ手術」を行う 三叉神経痛のような痛みの記録は、2000年以上前の古代エジプトや1000年ほど前のアラビアにも残っていますが、症例を集めて病気として確立したのはフランスの内科医ニコラス・アンドレで、1773年のことです。 1800年代になると解剖学的な研究が進んで、 …
顔面に鋭い痛みが走るつらい病気、三叉神経痛とは 三叉神経痛は顔面、口腔内に鋭い痛みが走る特異な疾患です。食事や会話、洗顔、歯磨きなど、日常の普通の動作で激痛が生ずるため、毎日の生活に大変な苦痛が伴うのです。この症状は動脈硬化で血管がのびて、たわんでくる40代以上の人に多く、右か左かどちらかの顔面に、 …
2024年12月14日、中国天津市の天津環湖病院にて、福島孝徳教授の生涯と業績を称える記念会が開催されました。この特別なイベントは、福島教授が中国との深い繋がりを持ち、同国の神経外科発展に大きく貢献したことを受けて開催されたものです。 福島教授の功績 福島孝徳教授は、頭蓋内腫瘍や脳血管疾患の治療にお …
2024年11月15日と16日の2日間、アメリカ・デューク大学キャンパスにて「福島記念シンポジウム」が開催されました。シンポジウムは、脳神経外科の第一人者として世界的に知られる故・福島孝徳教授の功績を讃えるために企画され、多くの医師や研究者が参加しました。福島教授の偉業を振り返るだけでなく、次世代へ …
今の臨床研修制度では有能な臨床医は育たない ▼長く混乱していた日本の研修制度 日本の医師研修システムは、長きにわたり混乱していました。 皆さんは、1960年代の東大闘争、その収束を告げた東大安田講堂占拠事件をご存じでしょうか。この一連の学園闘争のきっかけとなったのが、医学部の学生や助手による「インタ …
日本の”医師不足”に対する私の考え ▼医師は足りないのではなく偏っているのが問題 今まで述べたような臨床能力の育たない医学教育カリキュラムのまま、国は地方の医師不足解消といって医学部の入学定員を増やしたり、さらに新設大学を増やそうとしたりしています。 全国で16の医学部、医科 …