2014年6月 ヨーロッパ手術記

福島教授は全世界幅広く手術のデモと実地臨床教育を行っています。今回はイタリアのナポリ、ローマ、及びピサの3都市で難しい頭蓋底腫瘍の手術を6件行って参りました。

まず始めにナポリにあるサレルノ病院にて4cmの大きな聴神経腫瘍を全摘し顔面神経保存にも成功し、引き続きローマ、サンフィリポ病院にてバチカン公国職員の三叉神経激痛を見事に全治、そしてもう一人大きな聴神経腫瘍も全摘しました。

次にピサ市内のサンロッソーレ病院では39歳女性の副咽頭腫瘍を中頭蓋底鍵穴手術全摘、全治しました。ほぼ平行して40歳女性の聴神経腫瘍を摘出すると同時に聴力も保存しました。さらにもう一つ大きな聴神経腫瘍を全摘出し、最後はピサ大学神経内科の著名な教授の左側脳室後角、三角部の大きな髄膜種を全治しました。

イタリアでの手術件数が増えたこともあり、トスカーナ州の雑誌に福島教授が特集されました。

今回のイタリア訪問ではイタリアストライカー社の計らいで手術の翌日金曜日にボローニャ市のランボルギーニ工場に招待して頂きました。

ランボルギーニ工場


本社、工場、エンジン工場、ボディショップを案内付きでつぶさに視察しました。

Pisa大学脳神経外科Liberti教授と
Pisa大学脳神経外科Liberti教授と


最後はランボルギーニ インペリアーレというレーシングチームの本拠を訪れ、時価2億から3億円のベネーノ(イタリア語で「毒」を意味するそうです)を見てきました!

Pisa大学脳神経外科Liberti教授と
ベネーノ
2014年10月29日