【情報】21世紀、がん治療の目玉

現在、放射線治療機器がコンピュータやハイテク技術を多く取り入れて、目覚ましい進歩を遂げています。従来のようなコバルト治療、ラジウム治療、X線治療は、いまは今行われません。

現在のコンピュータ定位的焦点放射線治療の目玉は、サイバーナイフです(G4やM6)。正確なコンピュータRobot制御により、呼吸で位置が動くような腫瘍の追尾(4次元追尾)も可能です。300本以上のX線ビームががん病変を正確に照射し、周囲の組織は保護されます。他には、頭蓋底、頭頚部、全身のがんに対する最新治療機器として、プロトン陽子線治療と中性子治療があります。

私が手術を行う福島県郡山市の南東北病院グループでは、最先端医療機器である、ガンマナイフ、サイバーナイフ、バリアンノバリス、プロトンセンター、中性子センターを所有しています。これだけの最先端医療機器を所有しているのは日本では南東北病院グループだけではないでしょうか。南東北病院グループである新百合ヶ丘総合病院サイバーナイフセンター所長の宮崎紳一郎先生は、サイバーナイフ治療4,000人以上の経験を有する全国トップのサイバーナイフ専門医です。

2016年2月4日