鍵穴手術とは?
鍵穴手術とは? 「鍵穴手術(Keyhole Surgery)」とは、脳外科手術において頭を開く範囲(開頭)をできるだけ小さくし、患者さんの身体的負担やリスクを減らすことを目的とした手術法です。この手術法は、脳神経外科医・福島孝徳が考案したものであり、現在では世界的に知られる代表的な脳外科手術の一つと …

ひとりでも多くの患者様を救うために
一日一日、全力を尽くしています。
福島孝徳教授は、2024年3月に81歳で逝去しました。
今後の診察や手術などは、福島教授の意思を継ぐ18名の弟子たちが引き継いで対応いたします。
診療の問い合わせや病気に関するご相談は、「診療について」をご覧ください。
※こちらよりお問い合わせをいただいた患者様には、福島先生が認めた熟達医の受診を優先的にご案内します。
※本稿は、福島先生の活動に十数年にわたり携わってきた一人として、その思い出を記したものです。 福島先生との出会いは、とあるお寿司屋さんでのミーティングだった。ある仕事で、ある方の代理として参加したのだが、そこで、わけもわからないまま先生に叱られた記憶がある。 先生によると、その方に頼んでいた仕事が達 …
髄膜腫(ずいまくしゅ)とは 脳や脊髄は「髄膜」という膜に包まれています。髄膜は硬膜・クモ膜などの層から成り、その中を脳脊髄液が流れています。髄膜腫とは、この髄膜から発生する腫瘍のことです。脳腫瘍の中でも最も多いタイプのひとつで、全体の約3分の1(約32%)を占めます。 腫瘍の大きさは1cmほどの小さ …
発症頻度と初期診断の現状 聴神経腫瘍は、脳腫瘍全体の約12%を占める比較的頻度の高い疾患であり、人口10万人あたり年間3~4例、東京都では年間約500人が発症しています。CTやMRIの普及により、従来では3 cm程度の大きさでないと発見しづらかった腫瘍が、1~2 cm程度の早期段階でも確実に検出され …
概要 アジア各国から脳神経外科医が集う「福島式スカルベース・ハンズオン・カダバーディセクション・ワークショップ」(The 12th INERF–ASEAN FUKUSHIMA’S Skull Base Hands-on Cadaveric Dissection Workshop/第12回 INERF …
2025年8月3日、ストライカー株式会社 新宿本社のご協力を得て、第3回 福島孝徳記念 側頭骨解剖コースが開催されました。 本コースは、福島孝徳先生のご遺志を受け継ぎ、菊田健一郎教授(福井大学医学部)、黒﨑雅道教授(鳥取大学医学部)の主催により実施されました。先生が生前、「側頭骨の理解なくして安全な …
デューク大学病院において、福島孝徳先生が使用されていたロッカールームが、先生の功績を称えて「永久欠番」として保存されることになりました。 福島先生は同大学において数多くの手術を執刀し、世界水準の脳神経外科医療の発展に大きく寄与されました。その功績を讃える象徴として、先生のロッカーは今後も使用されるこ …
このたび、神谷町脳神経外科クリニックに新設された ZAP‑X定位放射線治療センター において、宮﨑紳一郎先生がセンター長に就任されました。 宮﨑先生は、1984年から三井記念病院脳神経外科にて、福島孝徳先生のもとで研鑽を重ね、ごく限られた3名のみが受けた「福島式顕微鏡手術免許皆伝」の称号を授与される …

ひとりでも多くの患者様を救うために
365日1日も休まずに夜を日に継いで全力を尽くしております。
今でも年間で約600例のメジャー手術を行っています。
私、福島孝徳は、患者様の負担を軽減する「鍵穴手術(Keyhole Surgery)」の考案者です。この手術法は脳外科手術で必要な開頭の範囲を最小限にとどめ、患者様の身体的な負担とリスクをおさえる術式です。
私がこれまで行った生涯手術総数は30,000例以上に達し、そのうち脳腫瘍が20,000例以上(頭蓋底脳腫瘍手術12,000例以上、脳動脈瘤2,400例以上)となります。
患者様をたった1回の手術で救う「手術一発全治」をモットーとし、ひとりでも多くの患者様を治療するために、日々世界で全力を尽くしています。
米国デューク大学 脳神経外科 教授
総合東京病院 福島孝徳脳神経センター 最高顧問











米国ノースカロライナにある私のオフィスには、メール、ファックス、お手紙などを合わせて、全世界から毎週100名から200名の方にお問い合わせをいただいております。手術の合間や仕事を終えた後に、いただいたお問い合わせ全てに目を通しております。そして治療をお急ぎの方、また私が手術をさせていただくことで助けられる可能性のある方から、優先的にメール、または直接お電話でご返事させていただいております。
しかしながら、現在寄せられるお問い合わせの数が非常に多く、どんなに頑張っても全ての方にお返事することが困難な状況になっております。また手術や学会講演のため、年間を通して世界各国を回っておりますので、お問い合わせをいただいてからお返事をさせていただくまでに早い方でも1~2週間、なかには数ヶ月も待っていただくことになってしまう場合もございます。
できるだけお問い合わせいただいた全ての方にお返事ができるよう心がけておりますが、このような状況の中、お返事が遅れますことをどうぞ御了承頂けましたら幸いでございます。