2025年8月3日、ストライカー株式会社 新宿本社のご協力を得て、第3回 福島孝徳記念 側頭骨解剖コースが開催されました。
本コースは、福島孝徳先生のご遺志を受け継ぎ、菊田健一郎教授(福井大学医学部)、黒﨑雅道教授(鳥取大学医学部)の主催により実施されました。先生が生前、「側頭骨の理解なくして安全な頭蓋底手術は成り立たない」と繰り返し語られていた通り、本プログラムではレクチャーと顕微鏡下での実習を通して、若手医師たちがその教えを直接体感できる学びの場となりました。
この側頭骨コースは、アプローチが難しいために十分な練習が必要であるとして、福島先生ご自身の提案によって始まったワークショップです。今回もその精神を受け継ぎ、先生の思想を体現する実践の場となりました。
前日には懇親会も催され、参加者は互いに交流を深めながら、福島先生の精神を未来へと継承する意義を改めて共有しました。
福島先生が築かれた精神と技術は、いまも息づき、確かに次の世代へと受け継がれています。


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2025年8月30日